【第1回】試したくなる!理学療法士が4コママンガで教える身体のはなし~膝の痛み編~

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公益社団法人 日本理学療法士協会では、新米理学療法士を主人公とした、理学療法士マンガのツイッターアカウントを運営しています。

こちらのアカウントでは、理学療法士の視点から健康に役立つ情報をわかりやすく4コママンガで解説しています。今回は、身体について悩みを持つ方やそのご家族が試したくなる、理学療法士マンガの一例をご紹介します。

(2022.8.10追記)
本記事は2021年05月26日時点の情報です。理学療法士マンガのツイッターアカウント(運営:公益社団法人 日本理学療法士協会)は、2022年5月31日をもって更新を終了いたしました。

膝のはなし その1「杖を持つ手は逆の手で!」

杖をついた男性が駅のホームを歩いています。どうやら、右膝に痛みがあるようです。心配して駆けつけた理学療法士の主人公が、「杖を持つ手は痛みがある膝の逆側がいい」とアドバイスしていますが、なぜなのでしょうか?

杖を持つと、持った側に体の重みがかかります。今回は右膝に痛みがあるケースなので、左手に杖を持ち替えることで、痛みのある右膝への負担が減るんですね。

身近に同じようなケースの方がいらっしゃったら、ぜひお勧めしてみてください。慣れないうちは歩きづらいという方もいらっしゃるかもしれませんので、その場合は無理をせず、理学療法士に相談してみてくださいね。

膝のはなし その2「昇るときは元気な足から、降りるときは痛い足から」

階段の昇り降りをするときに膝が痛むという方は多いのではないでしょうか。こちらのマンガでは、右膝に痛みを抱える男性が、階段の昇り降りのコツについて尋ねています。理学療法士の主人公は「手すりを持って身体を支えながら、痛みのある足から一段ずつゆっくり降りるとよい」とアドバイスしています。

階段を昇るときは痛みの少ない元気な足から、降りるときは痛みのある足から降りる。その1でもあったように、痛みの強い足に負担がかからない順番とすることで、負担を軽減することができます。

手すりにしっかりとつかまり、一段ずつゆっくりと進むようにしてくださいね。

次へ:膝のはなし その3~4
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