【第4回】新型コロナ対策:生活不活発病予防のすすめ~正しく・安全にウォーキング!
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新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための緊急事態宣言の対象地域が4月17日から全国になりました。不要不急の外出を控えるように要請されていますが、3密を避けたウォーキングは、心身の健康の維持におすすめの運動です。
今回は、正しく・安全にウォーキングするためのコツをお届けします。
【特集】新型コロナ対策:生活不活発病予防のすすめ
ウォーキングの効果を出すポイントは、有酸素運動!
効果的におこなうウォーキングには以下のような効果があります。3密を避けて実施しましょう!
- 気分転換
- 持久力が上がる
- 免疫機能が上がる
ただ歩くだけの散歩では効果が見込めません。気分転換ならゆっくり歩くだけでも構いませんが、活動量を増やすためには有酸素運動になるように、以下の方法を取り入れてみてください。
まずは20分を目標に
信号などで途中で止まらないようなコースがおすすめです。
信号がある場合は、赤信号のときも足踏みを続けましょう。
運動の強さは「息が弾むくらい」が目安
感覚的には「楽である」〜「ややきつい」くらいです(表:ボルグ指数を参照)。
正しく・安全なウォーキング実践のポイント!
1. 準備
- 靴は足の甲、足首が固定されるもの
歩きやすいのはもちろん足関節の保護になります。 - 水分補給
脳卒中や熱中症などの予防のためにも適度に水分補給をしてください。 - マスク
マスクがあると息苦しさを感じるのであれば外しても構いません。ただし、他者との距離を確実に取ってください。
2. 時間
日中の食後1時間後くらいがよいでしょう。
朝早い時間は血圧が安定しなかったり、朝食前は血糖値が低くなる恐れがあること、夜は足元が見にくいため、安全上の理由からおすすめしません。
混雑しない時間を選んでください。
3. 歩く場所
決まったコースをおすすめします。
慣れたコースであれば、危険を回避しやすくなります。
混雑しない場所を選んでください。
4. 一人で歩く
平常時であれば、親しい人とおしゃべりをしながらのウォーキングはとても楽しいですが、今は「ソーシャル・ディスタンス」(他人との距離を取ること)が必要です。
両手を伸ばした距離=2メートル離れることを最低の目安にしましょう。
5. 記録をとる
カレンダーなどにかかった時間や歩数、疲れ具合などを記録すると継続の励みになるだけでなく、
同じコースで時間が短くなった=早く歩けるようになった
同じコースを歩いても疲れなくなった=体力がついた
など、効果を実感できます。
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