【後編】変形性膝関節症ってどんな病気?7つの生活の工夫で、痛みと上手く付き合おう
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生活環境の整備も効果的
症状を予防・進行を緩やかにするには、単に治療するだけでなく、生活環境を整えることも大切です。すぐには対応できなくとも、今後の改善策として参考にしてみてください。
自宅の環境も見直しを
玄関の段差や家の中の階段など、高い段差の昇り降りは膝への負担が大きくなります。簡易的な手すりを取り付けたり、段差を解消するためにスロープを設置したりと、見直しをするのもいいでしょう。
また、低い椅子から立ち上がるのは膝に負担がかかるため注意しましょう。普段使用している家具の高さなどを見直すのも良い方法です。
体重増加にも注意が必要
体重増加は膝への負担を大きくするため、注意が必要です。自転車、水中ウォーキングなど、膝に負担をかけずにおこなうことができる運動を継続することで、体重を減らしていきましょう。
適度な運動と生活の工夫で予防しよう
3回にわたってご紹介してきた変形性膝関節症の特集、いかがでしたでしょうか。
変形性膝関節症の予防や進行を緩やかにするためには、治療はもちろん有効ですが、日々の生活環境を整えることも大切です。膝に負担をかけない暮らしができるように、環境を徐々に見直していきたいですね。
また、「新しい生活様式」で家にいる時間が増え、運動不足を感じている方も多いかもしれません。今回ご紹介した「7つの生活の工夫」や、中編でご紹介した「自宅でできる運動」などを取り入れて、良い循環を手に入れられるよう意識してみてください。
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