【前編】女性のライフステージ~4つの期と身体の変化&トラブル

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女性の心や体は性ホルモンによる影響を受けやすく、思春期以降、各年代で大きく変化していきます。

それぞれのライフステージを健やかに過ごすためには、性ホルモンがもたらす心身への影響について知り、効果的な運動を日々の生活に取り入れていくことが大切です。

今回は、女性のライフステージや生理のこと、おすすめの運動療法などについて、前編・後編の2回にわたり紹介していきます。

女性のライフステージの変化

女性のライフステージは、第二次性徴が始まって以降、大きく4つに分かれ、性ホルモンの分泌変動によって各ステージに影響があります。

思春期

心身の成熟に向けて、非常に大切な時期です。初経を迎えますが、周期が安定するまでに時間がかかることもあります。

性成熟期

性ホルモン分泌が安定して生殖に適した時期です。妊娠・出産・育児に加え、就業その他さまざまなライフイベントが重なり、心身ともに忙しい時期でもあります。

更年期

閉経をはさんだ前後10年程度の時期を指します。心身の機能を維持する作用をしてきた性ホルモンの分泌が減少し、心身が徐々に変化していきます。

老年期

性ホルモン分泌低下の影響が長期化し、加齢変化も加わるので、病気や怪我が以前よりも身近なものになるかもしれません。

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ライフステージと健康の問題

女性は、性ホルモンの分泌によって維持されている機能が多くあります。そのため、更年期以降に性ホルモンの分泌が減少することで、心身に影響が生じることは避けられません。

ただ、思春期や性成熟期にさまざまな注意をしておくことで、影響をできるだけ少なく抑えることはできます。

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