7月17日は、本サイトを運営する公益社団法人 日本理学療法士協会が設立された日です。日本理学療法士協会ではこの日を「理学療法の日」、その前後1週間を「理学療法週間」と定めています。

「理学療法の日」には、毎年全国各地で様々なイベントが開催されます。今回は「理学療法の日」について解説しつつ、2024年に開催する全国のイベントの中から3県のイベントをピックアップし、ご紹介します。

理学療法の日とは？

理学療法の日は、理学療法士についてより多くの方に知っていただき、国民の皆さんの健康に寄り添い、もっと貢献したい、という願いから定められた日です。日本理学療法士協会が結成されたのが1966年7月17日であることから、この日が理学療法の日として制定されました。

理学療法士は、障害やけが、病気など、さまざまな理由で身体の機能が低下した方々に理学療法を提供しています。また、近年は予防の分野にも活躍の場が広がっており、高齢者の介護予防、フレイル（加齢による心身の衰え）予防、健康増進、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病に対する指導、スポーツの現場、産業保健などの分野でも、多くの方々が健康でいられるようサポートをしています。

「理学療法の日」全国一斉イベントでは、理学療法士による体操や運動指導、公開講座や体力測定など、多種多様なイベントが開催される予定です。ぜひこの機会に、理学療法士と一緒に皆さんの「健康」を見つめ直してみませんか。

神奈川県：「理学療法フェスタ」（7月1日～８月31日）

まずは神奈川県理学療法士会が開催する「理学療法フェスタ2024」をご紹介します。

神奈川県理学療法士会では、7月から8月にかけて「理学療法フェスタ2024」と題して、各種セミナーや理学療法見学会、パラスポーツ体験等のイベントを開催します。7月7日（日）開催のキックオフイベントでは、理学療法についてのパネル展示や、理学療法、理学療法士についてもっと詳しく知っていただくための動画の放映をおこなうほか、「理学療法フェスタ2024」の情報も満載ですので、ぜひ足を運んでみてください。

7月21日（日）に実施される公開講座「介護予防キャラバン」では、北里大学医療衛生学部の安藤雅峻先生に登壇いただき、「生活の中で取り組む介護予防」をテーマにお話しいただきます。介護予防の重要性や生活のなかで取り組むことのできる介護予防の実際などについてお話しいただくほか、自分でできる身体＆生活チェック、基本的な運動方法といった実践的な内容もご紹介いただく予定です。

年齢を重ねるにつれて、「住み慣れた地域で自立して生活するための能力を保つこと」（＝介護予防）の重要性が増していきます。介護予防の基本について知りたい方、改めて学びたいという方は、ぜひご参加ください。

●「理学療法フェスタ2024 キックオフイベント」パネル展示
開催日時：2024年7月7日（日）11：30～15：00
会場：新都市プラザ（そごう横浜店入り口前広場）（神奈川県横浜市西区高島2-18-1 横浜新都市ビル）
参加費：無料（事前申し込み不要）

●「介護予防キャラバン」講演
開催日時：2024年7月21日（日）受付開始 09：30～、講演 10：00～11：30
会場：ユニコムプラザさがみはら（セミナールーム1）
参加費：無料
参加方法：参加ご希望の方は7月13日（土）までに、下記応募フォームよりお申し込みください。
定員：50名

主催：公益社団法人 神奈川県理学療法士会
お問い合わせ：045-326-3225
Email：pt.festa.kanagawa★gmail.com（★を@に替えてご送信ください）