【後編】佐藤弘道さんインタビュー 脊髄梗塞の後遺症と向き合う体操のお兄さん~「運動嫌い」の人はいない。家族と一緒に運動習慣を身に付ける方法とは~

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おわりに

全3回にわたってお送りしてきた佐藤弘道さんのインタビュー、いかがでしたか? 最終回となる今回は、運動習慣を身に付ける方法と子どもが運動に前向きになるコツをお話しいただきました。

佐藤さんは、2024年6月に脊髄梗塞を発症されてから、リハビリテーションである理学療法に取り組み、復帰されました。復帰後は、脊髄梗塞に関する日本各地での講演会や研修会などの登壇や、テレビなどメディアへの出演、そして子ども向けの書籍やDVDの出版なども積極的にされています。

「脊髄梗塞という病気の理解を世の中に広めたい」という思いで活動を精力的に続けている佐藤さんは、同じ病気の患者さんのみならず、リハビリを頑張る多くの方の励みになっています。今後のさらなるご活躍を期待したいと思います。

7月17日は「理学療法の日」です。特設サイトでは、各都道府県で開催されるイベントや各種企画を紹介しています。

理学療法の日 特設サイト

また、「理学療法の日」の企画の一つ、第13回「笑顔をあきらめない。」写真コンテストの結果が7月17日に発表されました。こちらもあわせてご覧ください。

第13回「笑顔をあきらめない。」写真コンテスト
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PROFILE

佐藤 弘道(さとう ひろみち

NHK「おかあさんといっしょ」第10代体操のお兄さんを12年間、2005年4月よりNHK「あそびだいすき」を3年間務め、合計15年間教育番組にレギュラー出演。2002年「有限会社エスアールシーカンパニー」を設立し、子どもと指導者のためのスポーツクラブを立ち上げる。2007年「ベストファザー賞」受賞。2015年、弘前大学大学院医学研究科博士課程修了し博士(医学)を取得。全国で親子体操教室・指導者研修会・講演会など、教育活動に幅広く活躍。 今年5月には骨と筋肉に関する知育絵本的な知識と体づくりを連動させた絵本「ホネキンシアター」(世界文化社グループ)を出版、オリジナルCD「ひろみちお兄さんの体あそび~パワフルチャージたいそう~」(キングレコード)もリリース。