【後編】女性のライフステージ〜生涯を通じてできる運動で健やかに
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女性のライフステージは、第二次性徴が始まって以降、大きく4つに分かれ、性ホルモンの分泌変動によって各ステージに影響があるといわれています。
前編では、女性のライフステージにおける身体の変化や心身への影響、生理に関するトラブルについてご紹介しました。後編となる今回は、一生涯という長い期間にわたっておこなえる運動をご紹介します。
女性がそれぞれのライフステージを健やかに過ごすには、適度な運動が大切です。ご自身はもちろん、お子さんやご家族と一緒に試してみてください。
【特集】女性のライフステージ
適度な運動が女性のライフステージには大切
不良姿勢や誤った身体の使い方を続けると、柔軟性の低下や筋力低下を引き起こします。これにより肩こりや腰痛だけでなく、尿もれや骨盤臓器脱などの女性特有の問題が起こりやすくなります。
下記のポイントや注意事項を参考に、ぜひ運動療法を実践してみてください。
快適な身体を保つためのポイント
- 胸周りや股関節周辺の柔軟性を保ちましょう
- 骨盤底筋や脚力を鍛えましょう
運動時の注意
- 痛みが出ない程度でおこないましょう
- ストレッチは呼吸を止めずにおこないましょう
- 痛みや不具合が生じた場合はお近くのかかりつけ医にご相談ください
生涯を通じてできる運動〜ストレッチ編
まずは、気軽に実践できる胸周りや股関節周辺のストレッチ方法を解説します。
胸のストレッチ 2~3回 / 3~5セット
親指が外側になるように手と胸を開きます。この状態で肋骨を広げるように深呼吸を3回おこないます。
ももうらのストレッチ 10秒×3~5回
息を吐きながら、背骨をまっすぐに保ったまま、身体を前に傾けます。ももうらが伸びているのを感じながら10秒間保ちます。
わき~足の付け根のストレッチ 10秒×3~5回
足を交差して両手を上に持ち上げます。後ろに引いた足と反対側へ身体を倒し、わきから足の付け根を伸ばしながら深呼吸をおこないます。
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