子どもの発達を支える小児理学療法【前編】-対象となる疾患と支援
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早産による低出生体重や先天異常、小児期に生じる疾患とそれに伴う障害はさまざま。運動発達の遅れや動くことに困った場合に頼りになるのが、姿勢や運動機能の改善を専門としている、理学療法士の存在です。
リガクラボでは、子どもの発達を支える小児理学療法について2回に分けてお話ししていきます。前編では、理学療法の対象となる疾患と支援について紹介します。
小児期における障害の現状
日本では、身体や知的に障害のある方は増加傾向にあります。
一部引用:「令和7年版 障害者白書」参考資料より 障害のある子どもは発展途上であるため、将来の可能性を最大に伸ばすことが大切です。自立と社会参加に必要な力を培うため、状況に応じて適切な治療及び必要な支援をおこなう必要があります。
子どもの発達は、疾患ごとの特性や症状の経過に大きく影響を受けます。疾患によって生じる機能の障害に加えて、発達時期を考慮しながら、支援していくことが求められます。
理学療法の対象となる小児疾患
理学療法の対象となる小児疾患は、多岐にわたります。
「平成28年度日本理学療法士協会 職能に資するエビデンス研究 小児リハビリテーション実態調査 報告書」より 運動の発達や知的な発達の問題を含めて、さまざまな疾患で生じる障害に対し、医師の指示を受けて理学療法を提供します。
対象となる疾患一覧
脳や神経の問題
- 脳性麻痺
- 頭部外傷
- 脳炎後遺症 など
骨や関節の問題
- 二分脊椎
- ペルテス病
- 骨形成不全症
- 骨折 など
発達障害
- 自閉症スペクトラム障害
- 注意欠如・多動性障害
- 学習障害
- 発達性協調運動障害 など
遺伝的な問題
- 筋ジストロフィー症
- 脊髄性筋萎縮症
- ダウン症 など
心臓や肺の問題
- 新生児慢性肺疾患
- 呼吸窮迫症候群
- 先天性心疾患
- 呼吸障害 など
その他
- 早産・低出生体重
- 重症心身障害
- 先天異常
- 臓器移植後
- スポーツ障害 など
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