2022年10月5日（水）～10月7日（金）の3日間、世界の福祉機器が集まる国際展示会「第49回国際福祉機器展（H.C.R.2022）」が東京ビッグサイトにて開催されます。今回も昨年に続いて、リアル展とWeb展を掛け合わせたハイブリッド開催です。Web展は9月5日（月）～11月7日（月）の期間でおこなわれます。

H.C.R.2022は、ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した介護ロボット・福祉車両まで、世界の福祉機器が一堂に集まるアジア最大規模の国際展示会です。今年は342社（Web展のみの出展社を含む）の企業・団体が出展。なお公益社団法人 日本理学療法士協会は、協賛および東京都理学療法士協会との共同出展にて参加いたします。

H.C.R. 2022展示会概要

今年のH.C.R.2022は、「東京ビッグサイト」東展示棟1～6ホールで開催されます。昨年と同様にWeb展とのハイブリッド開催になりますが、出展社が昨年より増えています。実際にさまざまな福祉機器を見て、試すことができ、各出展社から詳しい説明を聞くこともできます。

また、Web展では340社超の出展社、1,000点を超える製品が検索できます。遠方にお住まいの方や来場が難しい方も、こちらでさまざまな情報を得ることができます。またリアル展終了後には、各種セミナーや出展社プレゼンテーションが順次オンライン配信されます。

参加は無料ですが、来場・オンラインいずれの場合も事前のweb登録が必要です。公式サイトの案内をご確認のうえ、入場登録をお願いします。

リアル展、Web展、それぞれの見どころを紹介

さまざまな福祉機器に触れるリアル展

第48回 国際福祉機器展（H.C.R.2021）に出展された福祉機器の試乗・試用の様子

リアル展では、車いすをはじめとする移動機器、介護用ベッド、入浴用品やトイレ用品、そしてリハビリ・介護予防機器など、多岐にわたる製品が展示されます。実際に見て、出展社から詳しい説明を聞くことはもちろん、会場で試乗や試用ができる製品もあります。また介助者の身体的な負担を軽減する介護リフトや移乗サポートロボットなど、最先端の技術を搭載した福祉機器も展示されます。

さらに高齢者や障害のある方の見守り機器や、住宅環境設備、福祉の現場で導入できるコンピュータシステムといった製品の情報も得られます。

なお今年はSDGsを実現する最新トピックをテーマに、多彩なセミナーがおこなわれます。「福祉機器選び方・使い方セミナー」「フレイル予防の新たな動向」「楽しみながらリハビリ・健康体操セミナー」など、33のプログラムが予定されています。

出展社や製品情報が検索できるWeb展

Web展では、出展社や展示される製品の情報を検索できます。それぞれの出展社の製品・サービスの情報や企業情報などが詳しく掲載されており、気になるキーワードを検索窓に入力して知りたい製品を検索することも可能です。

また、リアル展で開催される各種セミナーや出展社のプレゼンテーションは、10月11日（火）10時からWeb展でアーカイブ動画が順次公開されます。Web展のみ参加される方だけでなく、リアル展で参加したセミナーをもう一度確認したいという方も、こちらから視聴できます。