【中編】三浦豪太さんインタビュー 「できない理由ばかり挙げてもできなくなるだけ」父、雄一郎さんから教わった教訓

写真:アコンカグア登山中の三浦雄一郎さん

自身の子育てで意識していること

―お父様とのエピソードも踏まえて、今ご自身の子育てに役立てていることはありますか?

三浦さん:お父さんは本来、とやかく言わない人なんです。冒険家のお父さんから見たら、僕は至らないところだらけの子どものはずなのに、あまり言わない。
ただ、何も言わないというのは簡単なようで難しい。僕も子どもたちを山やいろんなところに連れて行ったりするけど、ついついとやかく言っちゃいます。本当に、見守る、口を出さないというのがいかに難しいかを実感しています。
うちのお父さんもおじいちゃんに、僕と同じように育てられたらしいのですが…放任主義は難しいところだな、と思いますね。

―ご家族のルールはありますか?

三浦さん:週末は家族で何かしよう!なるべく子どもと外に行こう!というのはあります。僕がいる週末は限られているので、いる時は必ず外のアクティビティをしようとしています。
ただ小さな赤ん坊を連れていると、移動もなかなか大変なので、「子どもが大きくなったら、海外に行ってこれを見せてあげたい」とか、色々考えていることはあるけどまだ実現させるのは難しいですね。

次の記事では、「三浦豪太さんの夢、そしてこれからの目標について」伺います。

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PROFILE

三浦 豪太(みうら ごうた

1969年8月10日生まれ。プロスキーヤーであり登山家である三浦雄一郎さんを父に持ち、自身もスキーのモーグル競技において長野オリンピック13位、ワールドカップ5位になるなど活躍。その一方で、米国ユタ大学スポーツ生理学部を卒業、順天堂大学大学院で博士課程を取得した医学博士でもある。11歳で最年少のキリマンジャロ登頂を達成。2013年には、雄一郎さんと2度目のエベレスト登頂を果たし、世界初である親子で2度の登頂記録を樹立した。ソチオリンピックでの、独特な解説も話題に。NPO法人ナスターレース協会理事長。慶應義塾大学特任准教授。