【中編】バリアフリー地図アプリ開発者 織田友理子さんに聞く 誰でも参加できる「WheeLog!」サービスに込めた思いとは
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いつか誰かの役に立つように、情報を伝え続けていきたい
今後もどんどん「WheeLog!」コミュニティーは広がっていきそうですね。織田さん自身が「情報」というものをとても大切にしていることが伝わってきました。
織田さん:今すぐ必要な情報ではなくても、貯めておくことでいつか誰かが利用してくれるかもしれません。必要になったタイミングで、人の役に立てると信じています。そのため、常に大量の情報を流し続けることが大切だと思っています。
情報があることで、車椅子ユーザーでも諦めない社会を実現することが目標です。情報を集めるだけでなく、実社会で役立つような形で提供し続けることで、本当に生きやすい環境を作っていきたいと考えています。
今回は、織田さんが実際に生み出したサービスの内容や、その背景についてうかがいました。織田さんの強い思いが、多くの人を巻き込んだコミュニティーを作っていったことがわかりました。
さて、最終回の第3回目では、遠位型ミオパチーの患者会や、理学療法士へのメッセージなど、織田さんと関わる周囲の人々に焦点を当てたいと思います。
PROFILE
織田 友理子(おだ ゆりこ)
車椅子ウォーカー 代表
NPO法人PADM 遠位型ミオパチー患者会 代表
一般社団法人WheeLog 代表
20代の時に発症した希少疾病「遠位型ミオパチー」により車椅子生活を送ることになる。患者会代表として、また、「WheeLog!」代表として国内外で活動をおこないながら、現地で車椅子の実地調査をおこなう。一児の母。
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