- 代表的な認知症は4種類
- 簡単!認知症をセルフチェックしよう
- 運動と食事で認知症を予防しよう
- 認知症予防には生活習慣の改善が有効
早期発見で進行を遅らせよう!認知症の知識と予防策
2023年5月、新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置づけが5類感染症に移行し、法律に基づく外出の自粛要請はなくなりました。
これまで外出自粛が呼びかけられることで、一部の専門家に指摘されていたのが認知症の症状悪化と患者数増加の可能性です。外出自粛は感染対策のために必要な行動でしたが、認知症予防の観点では望ましくないという懸念がありました。
リガクラボでは2020年11月4日の特集記事「【前編】認知症にならない生活へ セルフチェックで早期発見&予防しよう」で、認知症の基礎知識や予防・対策、効果的な運動についてお伝えしています。
認知症は早期発見・早期治療で、予防や進行を遅らせるなどの効果が期待できます。ぜひこちらの記事を参考に、今からできることに取り組んでいただけたらと思います。
ご紹介する記事の主な内容
「代表的な認知症は4種類」
認知症には代表的な4種類があり、記憶力や判断力、計算力、理解力の低下などの症状に加え、レントゲンで撮影した脳の画像を元に診断されます。4種類には、脳の広範囲に特殊なタンパク質が溜まり脳の神経細胞が壊れ、減少してしまうために起こる「アルツハイマー型の認知症」のほか、「脳血管性の認知症」「レビー小体型の認知症」「前頭側頭型の認知症」が挙げられます。
「簡単!認知症をセルフチェックしよう」
簡単にできる、認知症のチェックリストをご紹介しています。「財布や鍵など、物を置いた場所がわからなくなることがありますか」「5分前に聞いた話を思い出せないことがありますか」など、10個の質問にそれぞれ4点満点で点数をつけるだけで、認知機能や社会生活に支障が出ていないか、おおよその目安を知ることができます。ぜひ、チェックしてみてください。
「運動と食事で認知症を予防しよう」
週3回以上の運動習慣を持つ高齢者は、認知症になるリスクが低いことがわかっています。認知症予防には、適度な有酸素運動や筋力トレーニングが効果的です。認知課題(簡単な計算やしりとりなど)と組み合わせて取り組むとより効果が高まります。
また、運動に加えて、バランスの取れた食事も認知症予防には大切です。魚や野菜を多く取り、塩分は控えめにしましょう。脳血管性の認知症やアルツハイマー型認知症の予防には、摂取カロリーに留意し肥満を予防する食事を心がけましょう。
「認知症予防には生活習慣の改善が有効」
早寝早起き、禁煙を基本に、規則正しく活動的な生活を送ることが認知症予防に有効といわれています。
おしゃれをして外出し、人と会話を楽しむなど日常生活の活性化も認知症予防につながります。日頃から趣味や余暇、スポーツ、ダンス、クイズやパソコン作業などを楽しみ、脳の刺激に効果的な活動を心がけましょう。
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