女性に多いスポーツ障がいに要注意!その理由と予防に有効なエクササイズ

タイトルとURLをコピーしました。

3月のワールドベースボールクラシック(WBC)を皮切りに8月のFIBAバスケットボールワールドカップ、9月のラグビーワールドカップ、第19回アジア競技大会など、数々のスポーツで盛り上がった2023年。活躍する選手たちに刺激を受け、スポーツを始めたいと思った方も多かったのではないでしょうか。

スポーツをおこなう際、注意したいのがスポーツ障がいです。特に女性は、その身体的特徴から、気をつけていただきたいケガがあります。

リガクラボでは2019年12月25日の特集記事「【前編】女性とスポーツ 女性に起こりやすいケガ、予防・コンディショニング方法ってなに?」にて、井戸田整形外科名駅スポーツクリニックの平野佳代子さん(理学療法士)にお話を伺い、女性に多いスポーツ障がいやその予防に役立つエクササイズをご紹介しました。

ぜひこちらの記事を参考に、ケガをすることなくスポーツを楽しんでいただけたらと思います。

ご紹介する記事の主な内容

  • 女性の身体的特徴とケガの関係
  • 女性に起きやすい代表的なケガ
  • エクササイズでスポーツ障がいを予防しよう

「女性の身体的特徴とケガの関係」

女性の身体的特徴として、広い骨盤幅、X脚傾向、関節のゆるさ、低い筋力、多い体脂肪量などが挙げられます。これらの身体の特徴や、スポーツ動作における性差などは、女性がスポーツをする上でケガの発生につながります。また、加齢に伴って体脂肪や体重が増加しやすくなりますので、無理のない範囲で食事や運動量をコントロールすることが大切です。

「女性に起きやすい代表的なケガ」

女性に起きやすいケガとして、ジャンプや急激なストップ、方向転換などが多い競技で多く発生する「前十字靭帯損傷(ぜんじゅうじじんたいそんしょう)」、同じ動作の繰り返しやジャンプやステップなどが多い競技で多く発生する「疲労骨折」、ジャンプやストップが多い競技で多く発生する「膝蓋大腿関節障害(しつがいだいたいかんせつしょうがい)」などが挙げられます。

いずれも、女性のスポーツ動作でよく見られる、膝が内側へ入ってしまう特徴や、女性ホルモンの減少による骨密度の低下、骨盤幅が広いといった女性の身体的特徴により発生しやすくなります。

「エクササイズでスポーツ障がいを予防しよう」

スポーツ障がい予防に効果的なのは、体のコンディショニングに気を配り、いつも良い状態に整えておくことです。女性は骨盤幅が広く膝が内側に入りやすいため、それを支える股関節周囲の筋力を鍛えて、膝が内側に入るのを防ぎましょう。

記事では、イラストを用いながら、横になってできる「片足上げのエクササイズ」、椅子に座ってできる「もも上げのエクササイズ(座り)」、立った状態でより負荷をかけてできる「もも上げのエクササイズ(立ち)」の3つをご紹介しています。

さらに詳しく読みたい方はこちらをご覧ください。

詳細はこちら:【前編】女性とスポーツ 女性に起こりやすいケガ、予防・コンディショニング方法ってなに?