【第6回】リガクラボ編集部のオススメ記事ピックアップ〜初めての介護で困らないために〜

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ご家族の介護は、突然やってくるかもしれません。まずはどこに連絡したら良いのかや、どのようなサービスが受けられるのか、仕事と両立できるのかなど、気になる方が多いのではないでしょうか。

介護に直面した際、まずはサポートしてくれる施設や制度を知ることが第一歩となります。個別のケースに応じて介護保険サービスを受けることができます。また、日々の生活をサポートしてくれる福祉用具を使用し、ご自身やご家族が生活しやすい環境を整えることも大切です。

そこで今回は、これまでにリガクラボで掲載してきた、初めての介護や、介護と仕事の両立に関する記事の中から、今、改めて読んでいただきたいオススメ記事を編集部がピックアップしてご紹介します。

※本記事は、リガクラボで過去に掲載した記事の再紹介です。記事内容は制作当時のものとなります。

地域包括支援センターや要介護認定について知ろう

リガクラボでは、「教えて!初めての在宅介護」の連載記事で、初めての在宅介護をする方の疑問・不安を聞き、お答えしています。第1回では、70代の父が脳梗塞で倒れ、介護が必要になったものの右も左も分からず戸惑う相談者、Aさんの質問にお答えました。

介護が必要となったら、まずは各地域の「地域包括支援センター」に連絡しましょう。地域包括支援センターは、主に住民の方々の健康維持や生活支援に関する業務をおこなっており、高齢者等やその介護をおこなう家族に対してさまざまな相談に応じています。地域包括支援センターの案内に従い、「要介護認定(要支援を含む)」の申請・認定を受けることで、該当する介護保険サービスを受けることができます。

突然、ご家族が要介護状態となったら、不安になるのは当然のことです。介護が必要になる前に情報収集しておくと、少し心の負担が軽くなるかもしれません。初めての介護で戸惑わないためにも、この記事を役立てていただけたらうれしいです。

【第1回】教えて!初めての在宅介護~介護が必要になったら?〜

杖や手すりなど、福祉用具の選び方をアドバイス

歩行のサポートや転倒予防などで「福祉用具を使いたい」と思っても、身体の状況によって必要な福祉用具や環境は変わってくるため、何を選べば良いのか分からない方も多いかと思います。そこで、3人のケースを例に、株式会社くますまの河添 竜志郎さん(理学療法士)に福祉用具の選び方についてお話しいただきました。

「暮らしに理学療法士の視点を」の第1回では、「日常生活はほぼ自立しているが、歩行は不安定で手すりなどの支持物が必要」なAさんに適した福祉用具をご紹介しました。一人で行動できる方には、周りの補助がなくても安全に使えるものを選ぶことが大切です。転倒予防のために福祉用具の力を借りると良いでしょう。

家の中で移動をする際や転倒しやすい場所では、身体を支える手すりや杖、歩行器などの歩行補助用具といった安定した支持物があると安心です。外出時、杖では不安がある方向けには、歩行車などの歩行補助用具の使用をおすすめします。それぞれを選ぶ際のポイントも紹介しているので、福祉用具をどう選べば良いか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【第1回】暮らしに理学療法士の視点を:最適な福祉用具の選び方~自立していてもふらつきがある場合(前編)
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