ひろみちお兄さんによる外部審査員賞も!第14回「笑顔をあきらめない。」写真コンテスト 受賞作のご紹介

タイトルとURLをコピーしました。
    1 2

7月17日は「理学療法の日」。そして、理学療法の日を含む7月1日~7月30日の理学療法月間に、全国各地でさまざまなイベントが開催されることを以前に取り上げました。今回は、日本理学療法士協会が、「理学療法の日」にちなんで毎年開催している「笑顔をあきらめない。」写真コンテストの受賞作品をご紹介します。

日本理学療法士協会は、「笑顔をあきらめない。」をキャッチコピーに、病気やけが、加齢などで身体の障害や生活に支障が生じた場合でも、当事者やそのご家族がその人らしい生活を送ることができるような地域社会を築くことを目指しています。

その思いや活動をご理解いただき、活動の輪を広げるため、「笑顔をあきらめない。」をメインテーマに据えた作品を募集しました。第14回となる今年も、多くの方から写真をご応募いただき、106点の作品が集まりました。

最優秀賞の作品1点と優秀賞の作品2点、そして今回より初めて設けられた外部審査委員賞の作品1点をここでご紹介いたします。初の外部審査員としてお迎えした、体操のお兄さんこと佐藤弘道さんからのコメントと全体講評もいただいていますので、あわせてご覧ください。

最優秀賞

笑顔の挑戦(作者:鈴木大翔の母様)

車いすの息子にとって、3回目の参加となった地元開催の鶴ヶ城マラソン車いす1キロ。この日のために目標を掲げ、リハビリテーションに通いながら走ることをたくさん練習してきました。本番当日、沿道には地域に通う学校の友達がたくさんの応援にかけつけてくれ、息子が障がいを背負ってからずっと見守ってくれている心強い理学療法士さんたちが伴走者として近くで息子をサポートしてくれました。理学療法士さんの支えや、地域の友達、沢山の応援、それが息子にとって何よりの力となり、最後まで諦めずに走り抜くことができました。写真は走り終えた直後に撮った写真です。伴走してくれた理学療法士さんたちと撮った写真です。とても楽しそうな最高の笑顔です。みんなに支えられながら息子は地域の中で笑顔で生きています。
息子の挑戦を一緒に笑顔でたのしんでくれる大切な存在に感謝しています。

優秀賞

あの日を越えて、海へ(作者:菊地 恵美子様)

暮れの12月29日、ダウン症候群のある息子は、サーフィン中にテトラポッドに吸い込まれ、鎖骨を骨折しました。痛みや恐怖、大切なサーフボードが真っ二つになった衝撃に、強い不安を抱えながら通院しました。そんな中、パラサーフィンの繋がりから、サーファーでもある理学療法士の方のスタジオへ通うことになりました。適切な専門性に加え、息子の特性に寄り添った丁寧なリハビリ内容でした。そして迎えたサーフィン再開の日。息子は、予想以上に美しいライディングを見せてくれました。その感動の中、その瞬間を見届けようと、その理学療法士の方がそっと海に来て下さっていたことを知りました。写真は、その感動的な再会の瞬間です。

優秀賞

娘と歩いたバージンロード(作者:角田幸一様)

突然の脳出血を発症して倒れて左半身マヒになった。病気入院などしたことがなかった。退院したが機能回復はなかった。自宅で訪問リハビリテーションを受けて2年が過ぎた。ある日、娘夫婦が来た。「パパ、どう?」「ああ、杖を突いて歩けるようになったよ。」「私達、結婚式を挙げたいの。」娘夫婦は、授かり婚であった。「パパとバージンロードを歩きたいのよ。」その言葉を、したためて来た。もう仮予約してきたそうだ。仕方なく承諾をした。理学療法士に相談した。「それは、おめでとうございます、その日に向けた訓練をしましょう。」女性の理学療法士が腰にシーツを巻いて、ドレスの裾をふまないように、腕を組んで歩く練習をした。その甲斐あって本番では、チャペルで、杖を使わず、約25mのバージンロードを歩けた。娘の目には涙が光っていた。片マヒ障がい者でも父親としての役目を果たせてよかった。リハビリテーションの大切さを感じた。

次へ:あきらめず、一歩ずつでも前に進める社会に
    1 2