アジア最大級の福祉機器展示会「国際福祉機器展(H.C.R.2019)」に出展して感じたものとは?

写真:出展ブースでのミニ講座
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世界から最先端の福祉機器が集まるイベント、「第46回 国際福祉機器展(H.C.R. 2019)」が9月25日(水)から27日(金)までの3日間、東京ビッグサイトでおこなわれました。

いろいろな福祉機器を直接見て、触れて、確かめることができるこのイベントに、公益社団法人 日本理学療法士協会と公益社団法人 東京都理学療法士協会で共同出展をしました。

今回はこのイベントの様子を紹介します。

世界の福祉機器が集まる「第46回 国際福祉機器展(H.C.R.2019)」が開催

10万人が訪れた「H.C.R. 2019」ってどんなイベント?

国際福祉機器展(H.C.R)は、日本初の福祉機器の国際展示会としてスタートし、いまやアジア最大規模に達しています。2019年は、14か国1地域より500社前後の企業・団体が参加し、ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した介護ロボットまで、多くの製品が展示されました。

天候に恵まれた今回の会期中は、10万5,675人もの来場者(主催者発表)が足を運ぶなど、福祉機器や介護分野への関心の高さがうかがえます。

日本理学療法士協会と東京都理学療法士協会は、「腰痛予防と福祉機器の活用術」をテーマにしたミニ講座と出展社プレゼンテーションを行いました。

ミニ講座で福祉機器の活用術と腰痛予防をレクチャー

出展ブースでは、東京都理学療法士協会が中心となって20分単位のミニ講座を行いました。

腰痛予防体操や、歩行補助用具(杖・歩行車)、車いすなどに焦点を当てた4テーマのミニ講座は毎回好評で、それぞれの講座の参加者は約60名を越え、期間中じつに1,000人以上の方にご参加いただきました

当日、運営に協力してくれたスタッフからのメッセージです。

大石 健太さん(日本理学療法士協会会員)

今回初めての参加でしたが、ミニ講座はどの回も盛況で、皆様熱心に聞かれていたのが印象的でした。理学療法士に対する関心の高まりを実感するとともに、この職業の責任感を再認識する大変よい機会となりました。

山口 洋子さん(日本理学療法士協会会員)

ミニ講座や個別相談は毎回盛況で、理学療法士を知っていただく良い機会になったと思います。講座は福祉用具のポイントをわかりやすく伝える参考になり、また他ブースで最新の製品の知識も得られ、有意義な一日でした。

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