【第2回】シカクの人物図鑑 篠﨑大輔さん:NHKのど自慢大会でグランプリ受賞 歌う理学療法士

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患者さんに寄り添う理学療法士と、心に寄り添う音楽のつながり。篠﨑さんのこれから

篠﨑さんの将来の夢を教えてください。

篠﨑さん:理学療法士としては、脳血管障害や、がんを患った方に対するリハビリテーションに関わっていきたいと考えています。患者さんの身体の辛さはもちろんですが、患者さんとその家族の心の辛さにも少しでも寄り添えるセラピストになりたいと思っています。

昨日まで普通に歩いていた方が急に病気になる。その肉体的・精神的な辛さは、相当なものだと思います。専門的な知識はもちろんですが、人間力を養い、心に寄り添えるセラピストになることが目標です。

音楽については音楽療法士の免許を取り、専門的な知識を得て、慰問活動をおこなう上でのバリエーションを増やしていきたいと考えています。理学療法士という仕事と音楽活動に共通する「向き合うこと・寄り添うこと」を胸に、この仕事をしているからこそ、リハビリと歌を通してたくさんの感謝を伝えたいと思っています。

今回の篠﨑さんのインタビューを読んで、篠﨑さんの音楽活動やコンサートに興味を持った読者も多いと思います。最後に一言、メッセージをお願いします!

篠﨑さん:コンサート終了後にたくさんの拍手や笑顔を見ることができて、私自身も元気をもらっています。

歌に込めた思いが届きますように、少しでも気持ちが楽になって満足してもらえますようにと祈りを込めて歌い、これからも一歩一歩、歩んでいきたいです。

歌う理学療法士として、これからも明るく・楽しく・元気よく頑張ります!!

おわりに

シカクの人物図鑑第2回は、理学療法士と音楽活動の二足のわらじを履いて活動されている篠﨑大輔さんを特集しました。理学療法士の仕事と音楽活動は、一見少し遠くにあるように思えますが、人と「向き合うこと・寄り添うこと」という点で共通しています。篠﨑さんの思いが込められた歌声、ぜひ聴いてみたくなりますね。

シカクの人物図鑑では、引き続き理学療法士の資格をお持ちの方のお仕事や、活動についてご紹介していきます。次回もお楽しみに。

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