【第9回】シカクの人物図鑑 福山真樹さん:医療関係専門イラストスタジオの代表として活躍する理学療法士

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今の自分があるのは家族のおかげ、これからは自分が未来を支えたい。福山さんのこれから

実際に医療の現場にいる福山さんだからこそ描けるイラストがあるのだと思います。今後、お仕事や活動でやりたいことはありますか?

福山さん:今後はアニメーションへ積極的に挑戦して、医療関係の教育・広告に活かせるような作品を生み出していきたいと考えています。

他には、杖や車いすといった福祉用具のオシャレなデザインを考え、もっと身近に感じて使いやすい物になるようなサポートをすることや、医療関係者にクスッと笑ってもらえるような、臨床を少しおもしろくアレンジしたLINEスタンプなども作ってみたいです。

また、医療をもっと身近に感じられるよう、医療等をモチーフとしたTシャツをデザインすることにも挑戦してみたいですね。そして、将来的には長編のリハビリテーション漫画を手がけることが目標です。

今後、活動の場がさらに広がりそうでとても楽しみです!最後に、福山さんの将来の夢を教えてください。

福山さん:将来の夢はゲーマーおじいちゃんになることです(笑)

小学生の頃から「幸せな家庭を築くこと」が夢でした。私は自分の考えを言うのが苦手で、友達と遊ぶことも少なかったんです。そんな私ですが、家族に支えてもらえたおかげで今があります。

これからは私が家族と子どもたちの未来を支えたい。私の「医療・介護・福祉の発展に貢献するための活動」が、いずれは家族が住む地域の健康を支え、家族の未来を支えることへつながることを願っています。

そして、幸せな家庭を築いた形として、ゲーマーおじいちゃんとなり、孫や家族と一緒にゲームをして遊んだり、一緒に映画を見たり、スポーツを応援したり…。祖父が大切にしたように私も家族を愛し、家族と笑顔ある時間をともに過ごしたいです。

さらに、私の思いに共感し共有してくれるビジネスパートナーにも心から感謝しています。イラストレーターとして活動を始めた頃、私は周囲から「変わった人」として見られていました。独りでは続けることはできなかったと思います。これからも、人々の健康を願いながら未来に遺る作品を制作していきたいです。

おわりに

シカクの人物図鑑の第9回は、理学療法士の現場での経験を活かして医療関係専門イラストレーターとして活躍する福山真樹さんをご紹介しました。

理学療法士としての現場経験があるからこそ、見る人に伝わり、そして愛されるイラストや漫画を描けるのだと感じました。

福山さんの作品についてもっと知りたいという方は、ぜひ福之画のウェブサイトや福山さんのSNSなどをチェックしてみてください。

シカクの人物図鑑では、引き続き理学療法士の資格をお持ちの方のお仕事や、活動についてご紹介していきます。次回もお楽しみに。

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