【後編】今すぐ始める!脳卒中予防~食生活改善と有酸素運動

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脳卒中は頭の血管の中で起こる病気で、日本人の死亡原因の第4位、寝たきりになってしまう原因の第2位の疾病です。

前編では、脳卒中の種類や脳卒中が引き起こす後遺障害、発症時の症状などについてご紹介しました。後編となる今回は、脳卒中にならないための予防・再発防止策、自宅でできる簡単な運動についてご紹介します。

脳卒中を予防するには?

前編でも紹介した通り、脳卒中は脳の血管が破れて出血する「脳出血」「くも膜下出血」と、脳の血管が詰まる「脳梗塞」があります。

脳出血の最大の原因は高血圧です。適度な運動や食生活の改善、日頃の血圧の管理などを心がけましょう。

脳梗塞の原因となる動脈硬化は、肥満の改善、生活習慣の見直し、食生活での減塩などが予防につながりますので実践しましょう。

脳卒中の再発防止

脳卒中を発症した人の多くは、その背景に好ましくない生活習慣や高血圧、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの危険因子を抱えています。

脳卒中を再発する人は5年で3人に1人、10年で2人に1人以上となります。たとえ再発がなくても、脳血管の動脈硬化などを進行させないように、生活習慣を改善し、慢性的な危険因子の管理のため、適度な運動を続けて行くことが非常に大切です。血圧は、140/90ミリメートル・エイチ・ジー以下を目安にしましょう。

脳卒中予防10か条

脳卒中予防の10か条を参考に、注意すべき点を見直しておきましょう。

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