【第2回】試したくなる!理学療法士が4コママンガで教える身体のはなし~腰痛編~

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この連載では、新米理学療法士が主人公の4コママンガで、身体について悩みを持つ方やそのご家族、ご友人の方々が試したくなる予防や対処法、基礎知識などを、理学療法士の視点を活かして解説します。

今回は、腰痛のストレッチを3つご紹介します。腰痛に対するストレッチをした際に痛みが出る方、座る時間が長いことで腰痛に悩んでいる方は、ぜひ実践してみてください。マンガで楽しく、身体について学びましょう!

※本記事は、「理学療法士マンガ」のツイッターアカウント(運営:公益社団法人 日本理学療法士協会)に掲載されたマンガを元に作成しています。なお、こちらのツイッターアカウントは2022年5月31日をもって更新を終了いたしました。

腰のはなし その1「腰痛に対するストレッチは上半身(胸椎)を伸ばそう」

男性が痛そうに腰のストレッチをしています。理学療法士の主人公は、「痛みが出ている部分に負担をかけちゃダメ」とアドバイスしていますが、腰痛の際はどのように身体を伸ばすのがよいのでしょうか?

読者の皆さんも、ストレッチなどをする際に、効いている気がするということで、つい痛いほうに腰を動かしがちではないでしょうか?

しかし、実は「痛い方が効いている気がする」というのは錯覚。負担をかけずに腰を伸ばすには、腰を反るのではなく、上半身を伸ばすのがポイントです。胸椎と呼ばれる胸の部分の背骨を伸ばしましょう。腰を無理に反らすことなく、ゆっくりとストレッチをおこないましょう。

腰のはなし その2「スポーツや勉強の合間にはストレッチでちょいケアを」

「勉強をしていると腰が痛くなる」と話す学生に、理学療法士の主人公が腰に負担がかかりやすい姿勢を実演して見せています。座り方が、浅かったり深かったりすると腰痛になりやすいので、ストレッチで予防しましょう。

読者の皆さんの中には、勉強で机に向かう学生やオフィス勤務の社会人、また近年では在宅ワーカーなど、長時間座っていることで腰痛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで試して欲しいのが、タオルを使ったストレッチです。タオルを左右にひっぱるように持ったまま、腰から背中、肩甲骨を伸ばしてみてください。こまめにおこなって腰痛を予防しましょう。

リガクラボでは、在宅ワーク中に取り組みたいトレーニングについて、下記の記事でもご紹介していますのであわせてご覧ください。

【第1回】在宅ワークで緩んだ身体を鍛えよう!~運動不足がもたらす問題とは?~ 【第2回】在宅ワークで緩んだ身体を鍛えよう!~身体を支える“幹“を鍛えよう!体幹編~ 【第3回】在宅ワークで緩んだ身体を鍛えよう!~脚力をつける下肢編~ 【第4回】在宅ワークで緩んだ身体を鍛えよう!~肩・腕の筋力を強化しよう!上肢編~
次へ:腰のはなし その3
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