【第1回】正しい運動療法で心筋梗塞・心不全のリスクを減らそう~心筋梗塞の基本と主な症状~

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心筋梗塞の早期発見と対応を知っておこう

前述した症状が出現し、心筋梗塞が疑われる場合は直ちに119番に電話し、救急車を呼びましょう。心筋梗塞は早期発見、早期治療が、救命や症状の悪化を避けるために大変重要です。

普段から「胸の苦しさ」や「胸のあたりを圧迫されるような痛み」などの症状がある場合は狭心症(冠動脈の中が狭くなり、血液が流れにくくなった状態)の可能性もあるため、早めに受診するようにしましょう。

※この記事は2022年11月2日時点での情報で作成しています。
※この記事は、以下を参考に作成しています。

令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況(厚生労働省)

おわりに

第1回では、心疾患とは何か、心疾患の一つである心筋梗塞とはどのような病気かについてご紹介しました。

心筋梗塞は日本人の死亡原因の上位に挙がる、大変身近で命にかかわる病気です。また、これから冬に向けて発症のリスクが高まります。早期に発見し、治療をすることがとても重要ですので、該当する症状が見られる場合はすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

第2回では心不全の主な症状や疑われたときの対応などについて、お話ししていきます。

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