- 学生時代の実習で急性期病院に行かせていただいた際に、ICUにいた患者様に対する早期の介入を見学させていただきました。その際に、早期に介入をすることで患者様の早期回復を見込めることを学び、患者様が早く元の生活に戻ることに寄り添える理学療法士になりたいと思いました。この学びでよりいっそう理学療法士になりたいと強く思いました。(仲優樹)
- 専門学校の臨床実習での、担当させて頂いた患者さんと理学療法士との出会いです。その患者さんと理学療法士の信頼関係や生の声を聞いた事で、よりいっそう理学療法士への思いが強くなりました。(匿名希望)
- 専門学校在学中に父が脳卒中となり、リハビリをしている先生が父の身体だけでなく、 精神的にもフォローしている姿を見て、より理学療法士になる思いが強くなり、勉学に励むようになった。(いち)
- 祖母が脳卒中になり、リハビリのおかげで後遺症もほとんどなく生活できるようになったこと。(Turtle)
【第2回】若手の理学療法士のやりがいや悩みとは?現役理学療法士の声をご紹介!

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理学療法士を目指す思いが強くなった出来事とは?
国家試験勉強に各種実習など、理学療法士になるまでには様々な道のりがあります。諦めずに道を進んだ先輩方に、エピソードを聞きました。
目の前の患者さんやご自身のご家族が、理学療法によって回復されるという経験が、より強く理学療法士を目指すきっかけとなった方が多いようです。
憧れの人や目標としている人は?
今回は、著名人で名前が挙がった方を紹介します。(敬称略)
- 男子プロテニスのアンディ・マレー選手。 人工股関節置換術を受けてもなお、プロツアーで活躍した努力には尊敬しかない。(PT Bob)
- 大谷翔平(匿名希望)
- イチロー(匿名希望)
- 元日本ハムファイターズ監督の栗山英樹(匿名希望)
- Apple創立者のスティーブ・ジョブズ(山田凌平)
プロスポーツ選手を中心に、誰もが知る著名人が並びました。
理学療法士になって大変だったことと、その乗り越え方とは?

一口に理学療法と言っても、実際の現場は患者さんの症状や疾患により様々です。若手の理学療法士たちは、どのようなことに悩み、どう乗り越えてきたのでしょうか。
- 3年目までは、理想と現実の乖離に悩みました。(患者様を良くしたいのに正確な評価に基づく、治療ができない自分に対して不甲斐ないと思っていました。)乗り越え方としては、周りの友人や先輩方に相談し、アドレスをいただいたこと。また、自分なりに何が問題だったのかを考え、対策をまとめ、実践したこと。(なーさん)
- 認知症の方に対して、指示が伝わらない、自分が思っていた運動や動作にならないという状況が大変でした。認知症の方とたくさん関わったり、上司や同僚のアドバイスを聞いたりして、乗り越えることができました。(匿名希望)
- 症状が思うように改善しない時期。たくさんの研修会や勉強会に参加し、色々な人に相談したり、刺激をもらったりして、乗り越えた。(栃木佑太)
- 1日1日悔いのないようにリハビリをすることで、患者様一人一人に、その人のためになれたら」と思うことで乗り越えられた。(開放くん)
若手ならではの葛藤もあるようです。相談したり、学びを深めたり、視点を変えたりすることで乗り越えたというエピソードが多く寄せられました。