【後編】糖尿病を正しく知って予防しよう 糖尿病から引き起こしやすい「足のトラブル」を早期発見しよう

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日常の予防…足を守るケアを心がけよう

足のトラブルは、普段の立っている姿勢や歩き方とも深い関わりがあります。日常生活では、足に負担がかからないようにして過ごしましょう。特に足のうらにかかる高い圧力は、潰瘍の原因にもなりますので注意が必要です。

看護師によるフットケアを定期的に受けたり、足うらを守るための柔らかい素材を使用したインソールを利用するのもおすすめです。

また、理学療法士は、からだの運動機能などから足のトラブルの原因を評価します。そのうえで一人ひとりに合った、足病変の予防や治療のための運動療法および物理療法の実施、さらには適切な靴やインソールの提案、生活の工夫についてアドバイスを行っています。

毎日の観察で自分の足を守ろう!

糖尿病から引き起こされる足のトラブルは、日頃からのケアを通して重症化させないことが大切です。まずは毎日足を観察するセルフケアを取り入れ、医療機関も受診して専門家のアドバイスなども有効に活用してみましょう。

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