【中編】変形性膝関節症ってどんな病気?自宅でできる運動で予防&進行を緩やかに

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有酸素運動で体力低下を防止

ストレッチや筋トレのほかに、日々の運動の中に有酸素運動も取り入れるようにしましょう。有酸素運動は、体力低下の防止に効果的です。30分程度の運動を週2回程度、継続していくことを心掛けましょう。

有酸素運動でおすすめなのは、ウォーキング・太極拳・ラジオ体操・ノルディックウォーキング・スイミング・サイクリング・ゲートボール(グランドゴルフ)などです。少し疲れる強度で心地よく運動できる内容を選びましょう。こちらも40代のうちから継続しておこなうのが理想です。

無理のない範囲で運動を継続しよう

今回は、変形性膝関節症を自宅で予防し、進行を緩やかにする運動療法を、ストレッチ・筋トレ・有酸素運動に分けてご紹介しました。

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、外出や運動をする機会が減っている方も多いかもしれません。しかし、膝の健康を保つには適度な運動や、筋力をつけておくことが大切です。今回ご紹介した運動療法は、自宅でできるものばかりなので、ぜひ継続的に実践してみてください。

連載最後となる後編では、変形性膝関節症の理学療法、生活の中でできる工夫・環境作りなどについて紹介していきます。

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