- 痛みや辛さを感じない程度の強さでおこないましょう
- 力が入りすぎないように注意して、無理のない程度でゆっくりおこないましょう
【第3回】肩の痛みを改善しよう!~肩関節周囲炎のセルフエクササイズ~
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Step3 痛みがなくなったら、積極的に動かそう!
肩の痛みがなくなったら、次で紹介するエクササイズで、積極的に動かしていきましょう。こちらのエクササイズも、それぞれ10~15回を目安に、1日2~3セットおこなってください。
【運動をおこなう際の注意点】
Y-W運動
- 両手を斜め上45度に広げて「Y」の形にします
- 両肘を脇につけるように肩甲骨を寄せて「W」の形にします
【ポイント】首に力が入りすぎないように気をつけてください
前後運動
- タオルを肩幅程度に持ち、息を吐きながら、手は前に伸ばし、骨盤は後ろに引いて背中を丸めます
- 手を後ろに伸ばしてタオルを持ち、息を吸いながら、肩甲骨を寄せるように胸を張ります
【ポイント】呼吸を止めないようにしましょう
左右運動
- 手を上に伸ばし、タオルを引っ張った状態で、息を吐きながら上体を右に倒して、左側の身体を伸ばします
- 同じように、タオルを引っ張った状態で、息を吐きながら上体を左に倒して、右側の身体を伸ばします
【ポイント】骨盤からわき腹を伸ばすイメージでおこないましょう
ねじり運動
- わきを閉じ、肘を曲げた状態でタオルを持ちます
- 息を吐きながら身体をねじって、ゆっくり伸ばします
- 同じように、身体を反対にねじって、ゆっくり伸ばします
【ポイント】ねじった最後で動きを止めて、身体をしっかり伸ばしましょう
おわりに
第3回では、ご自宅で実施できる肩関節周囲炎のセルフエクササイズをご紹介しました。
肩関節周囲炎では、症状に応じて無理なくエクササイズをおこなうことが大切です。痛みが強い時は楽な姿勢で安静にし、痛みが少し落ち着いてきたら無理のない範囲で動かせるエクササイズを実施してください。痛みがなくなってきたら、積極的に動かすことで肩の動きを良くし、改善を目指しましょう。
最終回となる第4回では、肩関節周囲炎での生活の工夫について、お話ししていきます。
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