【第1回】若手の理学療法士のやりがいや悩みとは?現役理学療法士の声をご紹介!

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超高齢社会の中、その需要も年々高まっている“理学療法士”という仕事。その需要に応えて、今では毎年約1万人の理学療法士が誕生しており、日本理学療法士協会会員の約32%を20代が占めています(2024年3月末時点最新)。

読者のみなさんの中にも、理学療法士を目指している方やお子さんが理学療法士に興味を持っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、リガクラボでは、20代の若手理学療法士を対象にアンケートを実施しました。理学療法士としてのやりがいや悩み、目指したきっかけ、憧れの人などの質問に対し、300人を越える多くの方から、ご回答をいただきました。

今回は、その中から一部をピックアップしてお届けします。なかなか知ることのできない、理学療法士のリアルに迫ります!

なお、リガクラボでは、2020年にも現役の若手理学療法士を対象としたアンケートの結果をお届けしています。ぜひ、あわせてご覧ください。

若手理学療法士に聞きました!仕事の悩みや将来の夢は何ですか?(2020年版)

やりがいを感じたエピソードとは?

はじめに、理学療法士という仕事を通じて、印象に残っているエピソードを伺いました。

※以下、( )内はペンネームです。

  • 子どもを相手にしているため、できないことができるようになった時のキラキラした表情と、子どもを見て喜ぶ保護者の表情を見ると、こちらも嬉しくなります。(すもも)
  • 訪問リハビリテーションで、「あなたが来てくれるのを毎週楽しみにしている」と言っていただけたこと。週に1回1時間という短い時間での関わりだが、その人にとってはとても大切な時間なんだと感じた。(O.T)
  • 急性期の整形外科の患者様が多い病院で働いています。そのため、術前や術後の離床(※1)の練習から関わることがほとんどです。はじめは痛みで座ったり立ったりするのも困難だった患者様が、少ない介助または見守りで動作が可能となったり、歩行できる患者様の痛みが軽減したり、筋力が上がったり、歩容(※2)が修正されたりすると、介入してよかったなと思います。また、患者様から「あなたが一生懸命教えてくれたからね、ありがとうね」と言われたときはやりがいを感じました。(も)
  • 術後の痛みや慢性的な痛みで治療が難渋した高齢患者様。性格的にも頑固な一面があり、最初はリハビリテーションへの意欲も低かったのですが、徐々に関係を築いてくれて、たくさんお話もしてくれるようになりました。退院時には、「死ぬ時までずっと忘れません。ありがとう」と達筆な字で一生懸命メッセージを書いてくださり、誰かの人生の一部になれるのだとやりがいを感じました。(Nana)

※1:ベッドから離れて、起き上がる、座る、立つ、歩くなどの動作をできる状態に移行させること
※2:歩く時や走る時の身体の様子のこと

感謝の言葉を受けた時や、患者さんの回復にやりがいを感じといった回答が多く集まりました。常に患者さんに寄り添う姿が目に浮かびます。

いつから理学療法士を目指しましたか?

理学療法士になることをいつから目指し始めたのか聞きました。

進路を具体的に考え始める高校2〜3年生に目指し始めた方が多いようですが、中学生以下や大学生以降で目指し始めた方もいるようです。

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理学療法士を志したきっかけとは?