【第7回】理学療法士のオススメ書籍 「読書の秋!人生において大切なことを考えるきっかけになる2冊」

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リガクラボでは、全国の理学療法士のみなさんから「みんなに薦めたい書籍、薦めたら好評だった書籍」を募集し、紹介しています。

毎回テーマに沿ったオススメの書籍を紹介していますが、第7回となる今回のテーマは「人生において大切なこと」です。

それでは早速、一冊目の本をご紹介します。

人を動かす

著者: D.カーネギー
翻訳: 山口 博
出版社: 創元社

書籍の概要

※概要は、公式サイトからの引用・抜粋となります。

邦訳500万部突破の歴史的ベストセラー。人づきあいの根本原則を実例豊かに説き起こし、時代を超えて読み継がれる不朽の名著。

あらゆる自己啓発書の原点となったデール・カーネギー不朽の名著。人が生きていく上で身につけるべき人間関係の原則を、長年にわたり丹念に集めた実話と、実践で磨き上げた事例を交え説得力豊かに説き起こす。深い人間洞察とヒューマニズムを根底に据え、人に好かれて人の心を突き動かすための行動と自己変革を促す感動の書。1936年の初版刊行以来、時代に合わなくなった部分を改良するなど、折々に改訂が施されてきた現行の公式版。

オススメする理由

お名前:泰地章公 さん

D.カーネギーの有名な著書であり、人を動かせる人は、人を愛することができる人であるということが書かれています。

これは理学療法のみならず、社会すべてに通ずるものがあると考えています。

お名前:鶯春夫 さん

悩んでいたときに恩師に紹介され参考になったため。

【リガクラボ編集部より】

当たり前だからこそ気づきにくい「大切なこと」を改めて考えるきっかけになる一冊です。ビジネスシーンではもちろん、学校や家庭といった集団の中での人間関係を円滑にするための「大切なこと」を、振り返ることができます。

農家に生まれ、さまざまな仕事を経験した実業家による「人を動かす原則」や「人に好かれる原則」といった人生を豊かにする考え方をヒントに、本書で、人との関わり方について、見つめ直してみてはいかがでしょうか。

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ

著者: 森下典子
出版社: 新潮社

書籍の概要

※概要は、公式サイトからの引用・抜粋となります。

人生の挫折のなかで発見した、五感で季節を味わう歓び……。生きる勇気が湧いてくる感動の一冊。

お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる……季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。

オススメする理由

ペンネーム:わさび さん

四季折々、日本の伝統文化を習う筆者の心情をコミカルに、かつ情景描写巧みに描きながらも、「お茶」の枠を超え、私たちは生かされているだけで幸せに満ち溢れているんだという感覚を呼び戻してくれます。「今を生きること」「足るを知ること」「自分の内側を感じること」そんなキーワードがピッタリな本です。

【リガクラボ編集部より】

本著のタイトル「日日是好日」とは、元々禅の言葉で、「毎日がよい日」という意味です。

日々の出来事は単調で同じことの繰り返し、物足りないと感じる瞬間があるかもしれません。しかし、そんな何気ない毎日の中にこそ「大切なもの」が存在するということを、改めて気づかせてくれる作品です。

本著は、2018年に黒木華さん、樹木希林さん、多部未華子さん出演で映画化されたので、ご覧になった方も多いと思います。ですが、活字ではまた違った印象を受けることがあるもの。映画をご覧になった方もぜひ手に取ってください。

一冊の本を通して、自分にとっての幸せとは何か、考える機会にしてみませんか。

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