2020年の放送では「理学療法士のラジオヘルスケア」というテーマで、6回にわたって、理学療法士とはどんな仕事なのかや、生活不活発病の予防、運動不足のリスクと解消法、腰痛予防と解消法などについての情報をご紹介しています。6名の理学療法士の方々が知識と経験を交えて、わかりやすく解説する番組になっています。

放送したラインナップは以下の通りです。
第1回「あなたの身近に〜理学療法士の活動について〜」
第2回「生活不活発病を予防しよう!」
第3回「高齢の方の運動不足のリスクと解消法」
第4回「働き盛りの運動不足のリスクと解消法」
第5回「育ち盛りの運動不足のリスクと解消法」
第6回「腰痛予防と解消法」

ホームページにはアーカイブに加え、運動などを紹介した資料PDFも掲載されています。

理学療法啓発ラジオ番組：「理学療法士のラジオヘルスケア」

2021年「届け、私の理学療法エピソード」作文コンクール最優秀作品を朗読

2021年の放送では、福島県理学療法士会が企画した理学療法エピソードの作文コンクールの最優秀作品が朗読されました。福島県理学療法士会会長の山口和之氏（当時）、公益事業局長の岡崎可奈子氏による、理学療法に関するお話や作品への総評なども聴くことができます。

最優秀賞の「私が思う本当のバリアフリー」は、応募者の松川力也さんが、左上下肢麻痺の障がいがあるため、当初は受け入れができないと言われていた高校へ、ご自身の努力とまわりの方たちのサポートで入学された際のエピソードを綴った作品です。松川さんは、現在は障がいのある方をサポートする仕事をされているそうです。ぜひ、アーカイブにて朗読をご視聴ください。

また、最優秀作品と優秀賞2点の作品PDFがホームページで閲覧でき、優秀賞「バージンロードを歩きたい」は漫画版も掲載されています。

理学療法啓発ラジオ番組：「届け、私の理学療法エピソード」作文コンクール

2022年「5・7・5で紡ぐ私の理学療法川柳」川柳コンクールの優秀作品を朗読

2022年の放送では、福島県理学療法士会が企画した「からだづくり」川柳コンクールの受賞作品から10作品が朗読されました。福島県理学療法士会会長の舟見敬成氏による、川柳の解説や感想等も聴くことができます。クスッと笑いながら理学療法への理解や介護予防への関心を高められる内容となっています。

最優秀賞は「筋トレで楽々のぼる老いの坂」（横山すみ江さん）という作品です。「筋トレは裏切らない、という言葉が浮かんでくるたくましさや力強さのある作品です。筋トレは老いによる体の衰えを緩やかなものにしてくれます。こういった方が増えていくと、福島県はさらに健康長寿の県になっていきますね」と舟見会長。長寿のためには筋肉を減らさないことが大切であることを、わかりやすく伝えてくれる作品ということで最優秀賞に選ばれました。

そのほか、優秀賞以下の作品もホームページに掲載されています。

理学療法啓発ラジオ番組：「からだづくり」川柳コンクール

2023年度も、理学療法5・7・5で紡ぐ　私の理学療法体験「私の理学療法体験」川柳コンクール結果発表と作品紹介が、7月17日18時30分から15分間放送される予定です。ぜひ、今年の川柳をリアルタイムで楽しんでいただければと思います。

また、このほかにも、福島県理学療法士会のホームページでは、皆さんの健康に役立つ情報を発信されていますので、ご覧ください。

一般社団法人福島県理学療法士会ウェブサイト

理学療法士は、赤ちゃんからお年寄りまでの、人生のさまざまな場面をサポートします。全国47都道府県に都道府県理学療法士会がありますので、困ったことや悩みがある場合はぜひあなたの街の身近な理学療法士にご相談ください。

お住まいの地域の都道府県理学療法士会は以下より検索ができます。

日本理学療法士協会「都道府県理学療法士会」検索ページ

次回もお楽しみに！

※この記事は2023年5月10日時点での情報で作成しています。
※この記事は、以下を参考に作成しています。

2020年度：みんなの笑顔をつくりだす～理学療法士のラジオヘルスケア～（福島県理学療法士会）
2021年度：みんなの笑顔をつくりだす〜届け、私の理学療法エピソード〜「理学療法の日」作文コンクール（福島県理学療法士会）
2022年度：5・7・5で紡ぐ　私の理学療法川柳「からだづくり」川柳コンクール　結果発表と作品紹介（福島県理学療法士会）
2023年度：5・7・5で紡ぐ　私の理学療法体験「私の理学療法体験」川柳コンクール　結果発表と作品紹介（福島県理学療法士会）

【第2回】